今日は過去二年間の人生最悪の時期に起きた事を
自分なりに解釈しながら書こうかと思います。
決して楽しい内容ではありません、
むしろ暗い話なので、ここまで読んで
「そう言うのは読みたくないなぁ」
って思った人は読むの止めとった方が良いです。
それでも読むよって方だけお付き合いください。
では。
それは何のまえぶれも無く、むしろ喜ばしい事のような顔をして
2003年の11月に訪れた。
これから、新しい人生が始められる、
そんな希望に満ちた気持ちだったように思う。
当時の俺は、音楽の専門学校の講師を勤め
結婚もしていて、公私共にはたから見れば充実していた。
しかし、俺の中で、
違う、何かが違うって言ってる声に従った。
2003年11月、
離婚した、、、
そして俺はこれでギター漬けの毎日が送れる、
好きなように暮らそうと、希望に満ちていた。
そして、そのままの勢いの付いた俺は当時勤めていた音楽専門学校も
2004年の3月をもって、いとも簡単にやめてしまった。
はたから見れば、当時33歳の大人が33年かけて築き上げてきたものを
投げ捨ててしまった。
しかし、当時の俺はすがすがしい気分だった。
その後訪れる、すざましい精神的な葛藤など知るよしも無かった。
そのまま、勢いの付いていた俺は順調に音楽活動も続け、
大先輩とバンドを組み、自分の曲を書き続け、
ライブをし、
そんな生活を充実した気分で過ごしていた、
しかし、その反面私生活はメチャクチャだった、
あまり具体的な事はここには書けないが、、、、
特に男女の繋がりと言う面からは今思えば本当にムチャクチャだった。
でも、当時はそれが良かった、そうしたかった。
そんな中で、勢いにのって調子に乗っていた俺は
ある日大先輩に悪態をついて、これもまたいとも簡単に
バンドを解散させてしまった。
この時点で俺にはバンドも無くなってしまった。
今思えば自分で自分の人生をぶち壊す方向に進んでいた。
そこから先は、完全に酒に溺れ、自分を見失い
ものすごい勢いで、、、
堕ちていった、、、、
その間ももちろん仕事でギター弾いていた、、
ライブに誘ってもらえば弾きに行ったり、見に行ったりしていた。
でもやはり、、、
堕ちていった、、、
復活したい俺はいるが、堕ちていく勢いは止められなかった。
そんな俺は去年から少しずつ、復活に向かい始めたのかもしれない。
2005年1月に自分にとっては大きな仕事をした。
2月、3月と東京に行ったり、ライブを見に行ったり
ゆっくりと自分を取り戻しつつあった。
その間も仕事でギターを弾き、
誘われればライブでギターを弾きしていた。
4月には親友の木の棒の人に誘ってもらってラスベガス、ハワイに
旅行した。
その旅行で復活したように思ったが、やはりまだまだフラフラしていた、
自分の弱さがすごく分かった。
同じ時期に今も続けているゴスペルグループに参加した。
4月、5月は自分のルーツに回帰していた、ギターを始めた頃
に聞いていた音楽を中心に聞いていた。
6月には引越しをした。
自分の身の丈に合った部屋に住みたかった。
8月には作曲を再開した、
そして今やっているロックバンドの始動もこの頃(いまだ、楽曲制作中)
9月、この頃から、公私共に良い方向に向かい始めたようだ。
11月、今の自分を素直に出せるバンドに誘われ、そのバンドが始動。
もうこの頃には追い風が始まっていたようだ。
12月、少しペースダウンしながら、順調に人生が
正しい方向へ、回りだしたことを実感していた、
そして、なぜだか来たる2006年をワクワクした気持ちで待ちわびていた。
ここから先は、皆さんご存知の通りです。
こうやって振り返って見るとかなりはっきりと見えてくるものも
あるなぁっとおもいます。
2006年、新たに始まった人生の中で
大切にしている4つの言葉があります。
感謝、
受け入れる、
許す、
理解する、
思えば過去35年間で俺はどれだけの人に助けられ、
どれだけの人を傷つけ、
生きてきたのだろう。
俺は特に過去2年間の間、
特に堕ちて行ってる間は
そのまま人生を止めようとしていたのかもしれない。
そんな中で俺を助けたり、何も言わずに見守っていてくれた
人たちに感謝したいです。
そんな中で俺が傷つけた人たちには謝りたいです。
欲が、、、無くなった って記事の時にも書きましたが。
この過去2年間は俺にとって必要だった時間だったのでしょう。
自分がなりたい自分になる正しいレールに乗った、もしくは戻ってきた
気がします。
2003年の11月に、
違う、何かが違うって言ってる声に従った。
事はやはり正しかったのだなあと今は思えます。
「積み上げたものぶっ壊して、身に着けたものとっぱらって~♪」
だから、今の俺は余計なものは要りません。
大切なものを無くさずにいた事が奇跡なくらいです。
まだまだ余計なものは残っている気もしますが、
これからは勝手に取れていくでしょう。
まるで余計な贅肉が落ちていくように。
最後に、俺がまだ結婚していた当時から、
仕事として参加さしてもらい今も続いているバンドにも感謝したいと
思います。
思えば俺がフラフラしてる時も、バンドとして存在し続け、
仕事として参加してるつもりが
いつの間にかいつでも帰れる場所のような存在になっていました。
恐らく、このバンドが無かったら今頃もしかしたら
音楽も止めてしまってたかもしれません。
そこに、存在していてくれて、ありがとう。
2月、3月のライブスケジュール更新しましたコチラ