報告
一昨日の夜からさっきまで、かけて新潟県長岡市に
「神戸からのエール
うたのかけはしゴスペルコンサート in 長岡」と言う
コンサートにSPIRITUAL VOICESのメンバーとして
その他お仲間のクワイアー
Eighth Color
てだのふあ
Dew of Life
ACCGS
NKBC Singers
NKBC Angels
NSBC Singers
Graceful York
Voices of NAGATA
KCJ
Joyful Praise Singers
Soul Mate
の方達と行ってきました。
個人的な感想含めてのリポートです。
普段俺は新潟県の旧山古志村の事なんて非日常過ぎて考えません。
もう人々(俺自身も含めて)の記憶から消え去りつつある中越地震で一番
大きな被害にあわれた地域である。
現在は合併されて長岡市の一部になっているようです。
コンサート前日夜8時に大阪を出て一路長岡を目指します、
道中いろいろ面白話をしながら午前3時長岡到着。
居酒屋で軽く食事、
次の日に備え今回のコンサート会場である新潟県長岡市立青葉台小学校体育館
の横に車をつけて就寝。
朝から機材搬入してリハーサル、
そして本番、そこにいる人がどんな人であれ、そこで演奏する音楽が
どんなものであれ、その日の俺のコンディションがどうあれ全力でギターを
弾く。
コンサート終了。
撤収。
いつもの流れである。
それが大阪であれ、長岡であれ基本的に同じである。
SPIRITUAL VOICESのバンドメンバー数人とSPIRITUAL VOICESのクワイアー数人と音響担当S氏で
機材車に機材を積み込む。
ここまでもいつもの流れである。
その後音響担当のS氏の後片付けを待っている間、
バンドメンバー数人とクワイアー1名で談笑していると、
一人の女性が話しかけてこられた。
この日のコンサートにこられていた長岡市民である、
他のクワイアー陣、他のバンドメンバーを乗せたバスが出てしまった
後でした。
恐らく一言お礼を言いに来てくださったようでした。
話によると旧山古志村住民であった方だそうで現在は
仮設住宅に住まわれている方でした。
非常に素朴な方でした。
恐らく普通にお礼を一言と思い話しかけてこられたのでしよう。
しかし俺はここで初めて本当の意味で旧山古志村に起きた出来事を
現実として実感、日常として実感しました。
おそらくこの女性が話しかけてこられなければ、
それほど強い実感も無かったかもしれません。
コンサートの後確かに沢山の方にお礼を言っていただきました。
それでもまだこれほど強い実感は無かったように思います。
今回の旅で俺に一番大きなインパクトをくれた方でした。
大事な事を教えられたように今、回想しています。
今、回想してみても、行きの道中、コンサート後に盛大に行われた
打ち上げ、楽しかった帰りの道中、全ての行程を思い出してみても
やはり俺にはこの方が一番インパクトがでかいです。
明日からはまた大阪に住んでいる俺の日常が普通に
続いていきます、この方が話しかけてこられた事が
今後俺の日常にどれほどの物をもたらすのか今は
分かりません、ただ、今この瞬間はものすごく強く印象に残っています。
こんな出来事に出会わせてくれた天国のあの人に感謝します。